こんなテレビ番組がありました

昔のテレビ番組が大好きな映像所有者の雑記です。

39時間テレビとは何だったのか:気になる視聴率

 まさか、こんな日が来るとは...。

と言っても、国民的グループの解散の話ではありません。

今年放送された「FNS27時間テレビフェスティバル!」の平均視聴率が過去最低の7.7%

27時間テレビと言えば、日テレの24時間テレビと双璧をなすテレビ界の風物詩だったのですが...

日テレは、毎年のように高視聴率(賛否はあるでしょうが)を獲得する一方、27時間テレビは年々視聴率が低下する一方。

色々、低迷原因を分析しているサイト等ありますので、こちらの方で敢えて言う必要がないので差し控えさせていただきます。
ただ一つ言いたいのは、やはり全国中継をやらなくなったのが一因なのではないでしょうか?

いつからでしょうか、全国中継を結ばなくなったのは、確か2009年の三輪車レースの頃からだったかと思いましたが...。

脱線が長くなりましたが、では1992年の39時間テレビの視聴率はどうだったのだろうかと気になり調べてみました。

平均視聴率6.7%でした。

冗談を抜きにして、抜本的な改革なくして、このまま義務的に27時間テレビを続ければ、この数字になりかねないと思います。

それはさておき、予想通りとはいえ、39時間放送したにもかかわらず、予想以上に低かったのには愕然とする思いはあります...。
これじゃあ「そんなのやってたんだ」と言われるのも無理はない...。

おさらいのために改めて内容を列挙すると以下のとおりです。
①18時30分:オープニング
②19時30分:報道スクープ決定版'92「すべてはカメラの前で起こった」
③23時00分:地球・愛しき星①「祈り・神と人間」
④0時05分:全国高校ラグビー大会2回戦ハイライト
⑤1時30分:目指せ次代のコント覇者!第1回お笑いウェスタンカーニバル
⑥3時30分:めぐり愛エクスプレス
⑦4時00分:芸人の主張
⑧6時00分:21世紀への天気予報
⑨6時30分:ビッグモーニングEYE
⑩10時00分:地球・愛しき星②「彷徨える民」
⑪12時00分:20世紀ザ・グレートスキャンダル
⑫14時30分:決定!'92JNNスペシャル人間大賞
⑬16時30分:めぐり愛エクスプレス
⑭18時15分:第34回輝く!日本レコード大賞
⑮20時50分:号外!報道スクープ「スパイカメラは見た!戦慄の2010年」
⑯23時15分:カウントダウン21世紀「〝21世紀時計〟が動きだす!」
⑰23時45分:サザンオールナイト「ロック怪獣サザン伝説」
⑱1時10分:日本で一番早い芸能人新年会
⑲6時00分:生中継!39時間に挑戦
⑳6時40分:地球・愛しき星③「幼き心の詩」
㉑7時15分:感動のフィナーレ

コーナー別の視聴率を調べますと、以下のとおりでした。
①から②の間8.2%、③9.4%、④4.6%、⑤から⑥の間2.8%、⑦から⑨の間2.3%、⑩7.5%、⑪から⑬6.2%、⑭15.1%、⑮から⑯の間5.4%、⑰12.6%、⑱5.4%、⑲1.2%、⑳から㉑6.2%

特筆すべきは、⑭放送後、10%の急落でしょうか。
これはどういうことでしょうか、レコード大賞だけ見て、見終わったら紅白にチャンネルを替えたということでしょうか。
そして、紅白終了後、サザンのコーナーを見るためにまた、チャンネルを替えたということでしょうか。

話を27時間テレビに戻すと、今回の最高視聴率は、「痛快TVスカッとジャパン」の16.9%とのことでした。
39時間テレビの最高視聴率がレコード大賞の15.1%ですから、本当に一から考えないと本当にここまで低迷する可能性があるかと思うのは私だけでしょうか。

取り留めのない話になってしまいましたが、今回はここまでにいたしとうござりまする。